blog

R-18ネタも普通に呟きます。鍵は私が生涯推しているキャラ名英数字4文字

No.147, No.146, No.145, No.144, No.1435件]

犬が虹の橋を渡りました
ここ2~3日がヤマだと思っていたので心の準備はしていました
お疲れ様。虹の麓でみぃちゃん、シオンと一緒に待っててね

日記

マレリリオメガバース途中の部分まで。今月中に完結させたい

 この世界には男、女といった第一の性の他にアルファ、ベータ、オメガという第二の性が存在する。
 それは人間だけではなく獣人や人魚、そして妖精などありとあらゆる生物に備わっているものだった。第二の性は種族の影響を受けやすいと言われており、獣人は相手のフェロモンを遠くからでも感じ取ってしまい濃度によっては前後不覚に陥ることが多々あることや人魚であれば発情期──ヒートが極端に短いなどが例に挙げられる。そして妖精は祖とする種族によって影響力が異なるという特徴があった。
 例えば火や風といった大気を操ることが出来る妖精たちの第二の性は同種族以外には影響を与えず、逆にドラゴンを祖とするような強大な力を持った妖精は本人の意思とは関係なくオメガだけではなくアルファさえもヒートに近い症状を誘発してしまうといった強い影響力を持っている。そのせいでリリアもマレノアによってヒートを引き出されてしまったことがあったが、それはすでに数百年前の話。慰めてくれる相手がおらず、なおかつすぐに人間との戦争が始まったことも相俟ってヒートを性欲ではなく闘争で解消していたためにリリアの身体は未だに清いままである。ゆえにリリアは自身の身体の変化に気づくことが出来なかった。
 その結果が、今の状況だ。
「ふっ、ぅ……っ、は、ぁ……んっ、はっ、ふ……」
 足元がふらふらとして覚束ないながらも森へ逃げ込んだリリアは目の前にあった木の幹に背中を預けたまま根元にしゃがみこむ。下半身から伝わる地面の冷たさは火照った身体に心地良さを伝えるが、額や首筋を流れる汗の不快感が消えることはない。快、不快が混ざり合っているなか、まるで風邪を引いてしまったときのような感覚が全身を包んでいる。全ての毛が逆立っているのがわかるほど鋭敏になった神経はたとえ最後に感じたのが数百年前だとしても忘れるはずがない。どうしていまさら、なぜこのタイミングで。熱で正常に働かない思考がぐるぐるとリリアの頭のなかを巡るが、それでも片隅にある冷静さはすでに答えを導き出していた。
 “彼”が“運命の番”だと気づいてしまったからだ。
 信じたくない、でも本能が理解している。嘘だと言って欲しい、けれど“彼”が番で嬉しい。許されない、なんて罪深い。それなのに、どうしようもないくらいに幸福を覚えている。相反する感情と本能にリリアの涙腺は壊れ続け、せめてフェロモンだけでも漏れ出ないように震える身体をぎゅっと抱き込む。歯を立てた唇から滲む血の味で理性を保たなければみっともなく“彼”の名前を呼んでしまいそうだった。
 リリアのオメガとしての本能がアルファを求めている。どうしてここにいないの、抱きしめて、キスをして。一つになりたい、番になりたい。次々と浮かんでくるオメガとしての本能と身体の疼きに理性の糸がじわじわと焼き切れていく。
 オメガとしての本能に負けるのが嫌なのではない。この症状が軽くなるなら学園にいるどこぞの知らないアルファでヒートを解消することだって吝かではなかった。けれどリリアは幸か不幸か“運命の番”を見つけてしまっている。“彼”が“運命の番”だと気づいた瞬間、オメガとしての本能ではなくリリア・ヴァンルージュという一個人として“彼”以外に抱かれたくないと思ってしまった。それがどんなに罪深いものだと理解していても、リリアは“彼”を愛してしまっていたから。
 数百年ぶりに来たヒートに嬲られているみたいでリリアの身体から力が抜けていくのに対し、喉から漏れる呼吸音は一層荒くなっていく。今まで起こしたヒートはこんなに重い症状ではなかったことから察するにこれが“運命の番”を見つけたオメガのヒートだというのだろうか。今までヒートが来なかったのは長年戦争をしていてオメガとしての性が薄れたのだと、もしくは魔力や寿命を分け与えたのが原因だと考えていた。だからリリアはヒートが来ないことを問題視しておらず、そういう性質のもだと思っていたのだ。
 けれど今ならそれが間違いだったとわかる。リリアにヒートが来なかったのは、すでに“運命の番”を見つけていたからだ。“彼”がその強大な力を自制する心を持っていたためにアルファとしての性質までも抑え込んでしまったから、“運命の番”であるリリアもまた無意識にオメガとしての性質を抑え込んでいたに過ぎない。“運命の番”というのはここまで互いに影響を与えるものなのだろうか、それとも“彼”だからなのかはわからないままだ。
 昔、あの瞬間に気づいていたらなにかが変わっていただろうか。いや、たとえ気づいていたとしてもあの頃のリリアにはどうすることも出来なかっただろう。マレノアの死後、己の命よりも尊く、大切なものを両腕に抱えていたのだから。“彼”が“運命の番”だと知ってしまっていたとしても“彼”から離れる未来はきっと存在しなかった。
 ──“彼”が、リリアにとって愛すべき人であったから。
 は、と熱の籠った息を吐きだしながら視線を空に浮かぶ月へと移した。奇麗な満月のはずの月は涙のせいで二重に見え、滲んだ視界はまるで自身の歪みを表しているようだと口角が歪んだ笑みをつくる。
 本当に番になりたくないのならどんな手段を使っても遠くへ逃げるか、適当なアルファを誘惑すれば良かった。けれど実際にリリアが行ったのは大量の脂汗を流しつつ震える身体を叱咤して学園近くの森に隠れただけだ。オメガのフェロモンを垂れ流して、ただ蹲っているだけなど捕まえて欲しいと言っているようなもので、それが紛れもなくリリアの本心だった。だからリリアは夜空に浮かぶ“彼”の姿を見たとき、罪深さを実感した絶望とそれを上回る歓喜に心を震わせた。
 揺らぐ心のまま、リリアは空へと手を伸ばす。力の入らない手はその動作さえも億劫に感じられたがそれよりもただ“彼”に傍にいて欲しかった。
 小さな、風にかき消されそうな声でリリアは“運命の番”──マレウス・ドラコニアの名前を呼ぶ。
「リリ、ア……? リリア……っ!」
「ぅ、ぁあっ! ぐ、う、ぅ……っ、は、んんっ……!」

ここまで。オメガバースの設定を少し好き勝手に設定しています…畳む

マレリリ

ここからが本当の地獄だ…(仕事忙しくなる)

センチネルバースキャラ設定その3
スカラ&ポム編

・カリム→センチネル。ただしセンチネルの能力はセンチネルのなかでも突出したものはなく、どちらかといえばガイドと思われることが多い。だがカリムのセンチネルの能力で唯一のものがある。未来予知に近い予言を行うことが出来るのは現時点で彼だけだ
・ジャミル→ガイド。幼いころからカリムのガイドを務めていた。ただしそれが本人が望んだこととは限らないが…。カリムの予言の唯一の例外。カリムはジャミルを信頼しているため、彼に対する予言は行わない。それが悲劇に繋がることになるとは誰も知らない

ポム編

・ヴィル→センチネル。芸能関係に強いセンチネル。芸能関係者は事件に巻き込まれることも多いのでヴィルが活躍することも多い。だが彼の本業はモデルなので事件に対してはガイドのルークが中心に活躍することが多い
・ルーク→ガイド。ヴィルのガイド。ガイドなのに視力、聴力、その他感覚が優れているためセンチネルと間違えられることもたびたび。だが彼の本質はガイドなので表立って活動することはあまりない
・エペル→ガイド。ヴィルとルークがそこまでセンチネル、ガイドの能力を使用していない時期に編入したため最初は力を使わない二人に憤りを持っていたが彼らが活躍する場を見て、自身を改めることになる。ガイドだが血気盛んであり、オルト誘拐事件後デュースとコンビを組むことになる

日記,マレリリ

生きてる生きてる

だいたい月初めから10日ぐらいまでは仕事忙しくてなにもしたくなくなるのどうなんだろ…
昨日お休み(休日出勤したが…)で家に帰ってから死んだように寝ててちょっと笑った
いや笑い事ではないが
今月はちょっとめちゃめちゃ忙しいので大変である

日記

暑くてPCを長時間使用できない件について

センチネルバースキャラ設定その2
サバナ&オクタ編

・レオナ→センチネル。別格のマレウスを除いて、現時点で最強のセンチネル。優秀すぎるがゆえにガイドを受けることにも抵抗があり、あまり精神状態はよろしくない。のちにジャックとパートナー関係になり精神が安定する。特に嗅覚の感覚が優れている
・ラギー→ガイド。ジャックが現れるまではレオナのガイドを務めていた。レオナのガイドは死ぬほど疲れるのであまりやりたくはなかったがお金がいっぱいもらえるのでなあなあで続けていた。とは言うものの、お金だけでレオナのガイドは務まらないので確かな信頼関係があった
・ジャック→ガイド。以前レオナに助けられ、それを覚えていてずっと憧れていた。が、レオナの勤務態度などを見て徐々に呆れつつあるがとある事件でレオナの能力はやっぱりすげえ!となり、憧れから恋へと。そしてレオナとパートナー関係になる
ジャックのガイド風景は冬のイメージ。冷たく、けれどどこまでも澄んだ純白の世界。そこに足跡をつけることが出来るのはパートナーだけ

オクタ編
・アズール→ガイド。双子のガイドを務めている。最初センチネルではなくガイドであることに劣等感を抱いていたが、ガイドをしていくうちに人の弱み握れるのでは…?となりガイドの斡旋などを行っている。ただし一度痛い目を見たので悪徳ではない
・ジェイド→センチネル。双子ゆえ、ジェイドとフロイドは互いにだけガイドもどきのことが出来る。センチネルの能力はそこそこだがユニーク魔法がかみ合いすぎて脅威である
・フロイド→センチネル。双子ゆえ(以下略)。センチネルの能力は戦闘特化。ユニーク魔法と合わせて荒事は得意中の得意。ジェイドとともにスピリッツアニマルはウツボである

日記,マレリリ